ただいま1人目を子育て中、そして2人目がもうじき生まれる
アラフォーサラリーマンのラフです。
今回はそもそもFIREとは何か、そしてサイドFIREとは何かについて解説していきます。
FIREとは働かなくても生活できる状態
FIREと聞くと一般的にはファイヤー!なんですが
ここに書くFIREとは「Financial Independence, Retire Early」の略です。
なんだそれ?美味しいの?と思う方もいるかもしれません。。
これは「経済的に自立して、早期リタイアしている状態」を言います。
簡単に言うと「何もしなくてもお金に困らない状態」ということです。
ほとんどの方は仕事をして収入を得ています。
逆に言うとほとんどの方は仕事をして収入を得ないと生活ができない状態にあります。
もちろん私もそうです。
今、サラリーマンを辞めてしまうと
私の生活は成立しなくなります。
ではFIREの状態とはどんな状態でしょうか。
一言でいうと、不労所得>生活費です。
これだけ聞くとまるで夢の世界?
お金が降ってくるの?
そんな方もいるかもしれません。
(いないですね)
不労所得は例えば
株を所有することによる配当金
家を貸し出すことで得られる家賃
こういったものが浮かぶでしょうか。
これらの収入が自身の生活費を超えるものとなると
働かなくても生活ができることとなります。
まさに夢の世界ですね。
ここで、不労所得>生活費を実現するために
よく提唱されるのが「4%ルール」です。
FIREを維持する4%ルール
では、4%ルールとは何なんのか。
それは「持っている資産の4%を毎年切り崩しながら生活をする」ことです。
言い換えると生活費の25倍の資産を所有できれば理論上はFIREできるということです。
では4%とはいったいどこから来た数字なのか。
資産運用をする上で何で運用するのかは非常に大事な要素です。
よく「株で大儲けした!」とか「FXで勝った!」という話を聞きますが
それは投資を始めたばかりの人には大変難しいことです。
多くの資産を必要として月1万円程度で始められるものではないです。
最近はFXでも低価格で購入することができるので始めることはできるのですが
経験上、素人では勝つのは本当に難しいと思います。
そこで資産運用には投資信託によるインデックス投資や
ETFといったものを購入する方法があるのですが
こういった商品は例えば1万円で毎月積み立てで購入することができ
確実に、とは言えませんが少しずる資産を増やす手段として良い方法だと思います。
インデックス投資はニュースでも見かける「日経平均」やアメリカの「S&P500指数」という
指数に連動するもので大きくは伸びませんが、うまく投資ができたとして
その時の投資利率が5~7%/年と言われます。
この数字があるのでその利率以下の数字として4%ルールがあります。
4%に関しては
- 定率
- 定額
この2種類があります。
例えば資産を1億円保有していたとしましょう。
- 現金で所有している場合
厳密には利息はありますが
ここでは利息0%(持っていても増えない状態)で考えます。
・定額切り崩し 25年でゼロに
・定率切り崩し 毎年の使用可能金額が減っていく - 毎年2%増える資産を保有している場合
・定額切り崩し 約35年でゼロに
・定率切り崩し 毎年の使用可能金額が減っていく
(利息0%の時よりも資産の減り方は緩やか) - 毎年4%増える資産を保有している場合
・定額切り崩し ずっと1億円は減らないまま
・定率切り崩し 毎年の使用可能金額が非常に緩やかに減っていく
(資産自体も30年で5%ほどの目減りで済む) - 毎年5%増える資産を保有している場合
・定額切り崩し むしろ資産は増えていく
・定率切り崩し 毎年の使用可能金額が増えていく
(資産自体も増えていく)
毎年5%の利率をとれる投資ができたならば
4%を崩しても資産を減らさずに生活ができるということですね。
ではサイドFIREとは?
サイドFIREとは簡単に言うと
「最低生活費は不労所得で賄い、贅沢費を副業等の自分の好きな仕事で稼ぎ、生活をするスタイル」です。
先ほどの例で4%ルールで切り崩す場合最低生活費400万円の方は1億円必要でした。
ほとんどの方には難しいですね。
特に私の場合はすでにアラフォー、時間が圧倒的に足りません。
では生活費が半分で済む場合はどうでしょうか。
生活費が年間200万円の場合です。
先ほどの例でいうと5000万円で済みます。
とはいえ、5000万円もかなり大きな金額です。
では、サイドFIREとは言えないかもしれませんが、
年間生活費300万円で100万円を不労所得で賄う場合はどうでしょうか。
年間100万円なら月約8.3万円ですね。
住んでいる場所によっては家賃のすべて、もしくは家賃の多くを賄える金額ですね。
もしくは水道光熱費、通信費他を賄える金額です。
そして年100万円の不労所得を得るには先ほどの4%計算で言うと2500万円です。
ちょっと現実的になってきてませんか?
2,500万円は22歳から働き始めて60歳でSIDE FIREを目指す場合、
2,500万円÷(38年間×12か月)で約55,000円を貯金すれば達成できる計算です。
ただ、金利がほとんどない銀行預金で毎月貯めていくのは
実際問題限界があります。
そこで大切になるのが「資産運用」です。
もし、4%の運用をしながら貯める場合はどうでしょうか。
計算してみると月25,000円(年間30万円)を積み立てられれば
36年で2,500万円を達成できる計算になります。
元本は1080万円です。
22歳から始めて58歳で達成の計算です。
ちなみに7%で運用できれば月25,000円の積み立てで49歳で約2,500万円となります。
また7%で運用できるならば月10,000円でも60歳で2,300万円を達成できます。
実際にそんな簡単ではないので皮算用でしかないのですが、
運用に関してしっかりと取り組めば4~5%は目指していけるのではと考えています。
目指す運用利率によって積み立てる金額も変わってきます。
もちろん人生には様々なイベントがあります。
結婚、子育て、このようなイベントがあるごとに人設計は変わります。
でもここで大事なのは皆さんの人生設計上、必要なお金をちゃんと把握することです。
この2,500万円はあくまでもご自身のためのお金、
ご結婚されている方ならご夫婦で使用するためのお金で
教育費は別で用意する必要があります。
子育て中の私にとってはSIDE FIREへの資金と教育費を別で用意しなければなりません。
結構シンプルではないですね。
私の目指すサイドFIRE
私の目標金額ですが、私は5000万円を目標としています。
もちろん教育費等も別途積立てながらです。
5000万円を4%ルールで切り崩すと200万円/年です。
現在は子育て中にて生活費も30万円以上かかっていますが、
子育てが終了する60歳前後には住宅も夫婦で済める小さい部屋に引っ越し、
食費も最低限となれば、月15~16万円ぐらいで生活できるのではと思っています。
そこに副業等の仕事を加えてその分は外食費やいずれ生まれるかもしれない孫のために
という最低生活費以上の贅沢費は捻出できるのではと考えています。
公的年金は20年後は75歳からの受給がデフォルトになっている可能性もあります。
その際に年200万円を生み出す資産が形成されていればますます安心です。
今後、私自身の計画も紹介しながら40歳からでも間に合う!
ということをお伝えができるように頑張ってまいります。
20代の人はラッキーです。
十分な時間があります。
私はアラフォーになるまでそれに気づけずようやくスタートしたばかりです。
大事なのは行動することです。
1万円ずつでも積み立てるのはすぐにでもスタートできます!
自身の目指す豊かな生活を目指していきましょう!
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