5つのFIREとその特徴 目指すべきは・・・?

ただいま1人目を子育て中、そして2人目がもうじき生まれる
アラフォーサラリーマンのラフです。
このブログではアラフォーサラリーマンが
60歳までにSIDE FIREすることを目標に
実践していくことを書いていくブログです。

私はサイド FIREを目指してこのブログを書いていますが、
FIREにもいくつか種類があることはご存じですか?

今回は5つあるFIREについて書いていきたいと思います。

FIREとは

以前にも書いたことがあるので良ければこちらもご覧ください。

サイドFIREについて 生活費は働かずに得て それ以外を働いて稼いで生きる

FIREとはFinancial Independence, Retire Earlyの略で
直訳すると経済的に自立、早期リタイアということなのですが、
経済的に自立というのは、働かなくても得られる収入で生活ができるということです。

私を含め多くの方は働かないと生活ができない状態にあると思います。
働かなくても得られる収入とは、「資産が生むお金」です。
例えば、マンションを保有して、賃貸に出して借主がいれば家賃収入が入ってきます。
最近、土地活用の一環だと思うのですが、家の近くの空き地が100円パークになりました。
これも土地の所有者へ駐車場代が入ってくる仕組みです。
もっと身近な例で言うと自動販売機もそうですね。

こういった収入は特に働かなくても得られる収入で一般的に不労所得と言われます。
この不労所得が生活費を超えている状態が簡単に言うとFIREしている状態です。

生活費<不労所得

現在、インデックスファンドや株やETFなどへの投資によって
資産を構築してその値上がり益や配当を受けて
FIREを目指す人が増えています。
私自身もその一人です。

有名な考え方に4%ルールというのがあります。
毎年増えたり減ったりする資産を毎年4%ずつ切り崩して生活するという方法です。
仮に4%増えるように運用ができている方は資産を減らさずに生活ができることになります。
5%増で運用できれば、むしろ資産を増やしていくことができます。

5つのFIRE

ではここから5つのFIREをご紹介します。

ファットFIRE

これはフルFIREとも言われ、いわゆる最低生活費から旅行や外食などの贅沢費も含めて
すべてを不労所得で賄えている状態です。
最低生活費+贅沢費ともなれば例えば月50万円あればできるという方であれば
年間600万円必要になるので最低1億5000万円が必要になります。
税金等を考慮するともっと必要になりますね。
2~3億円ぐらい必要になると、かなりハードルが上がりますね。

極端な話、宝くじが当たれば即ファットFIRE達成ですね!
(当たれば、ですが笑)

現実的には普通のサラリーマンが資産運用だけで
達成するのは恐らく不可能なのではないでしょうか。

事業などで成功して収入自体が大きく伸びないと
難しい話になってきます。

リーンFIRE

こちらは支出自体をできる範囲で下げて
最低限の必要生活費のみで生きていく方法です。

メリットとしては

・FIREへの近道
・必要な資産が他のFIREに比べて多くない

例えば、年間支出120万円、月10万円で生活ができるという方は
4%ルールに従えば3000万円貯めれば達成できる計算になります。

単純に必要な資産だけで見れば一番低い金額で達成出来るので
働かずに楽に生きたいという欲求には一番早く応えらえる方法かもしれません。

デメリットとしては

・贅沢はできない
・基本的に節約生活
・あり余る時間を持て余す

当然ながら10万円/月で生活するとなると
家賃が5万円としても5万円で生活する必要があります。

・家賃…5万円
・食費…3万円
・被服費…3,000円
・日用品…2,000円
・通信費…5,000円
・その他…1万円

その他は例えば最低限の保険などです。

これは一例ですが、結構切り詰める必要があるかと思います。
まず家賃5万円だと都心に住むのは難しいです。
田舎に移り住み、自給自足の農業をするなど
生活自体に変化をつける必要があるかと思います。

都会の喧騒を離れてのんびりと過ごすのも良いかもです。
今は低価格で映画が見放題のNetflixといったサービスも多いので
のんびりと映画やドラマを見て過ごすのもありかもしれません。

リーンFIREをすると恐らく時間を持て余す気がします。
今まで一生懸命働いてきたのにいきなり何もすることがない、
そんな時にお金をかけずにできることを多く持っている方は
向いているかもしれません。

バリスタFIRE

これはある程度の資産を保有し、生活費の半分を資産運用による
配当金等で賄い、残り半分を労働者として働くことで得ていくというスタイルです。
バリスタはカフェで働く人のことを指しています。

元々アメリカ発祥のFIREですが、
アメリカの場合は労働者でなくなると健康保険等の制度が
日本のように全員加入とはなっていないので
その権利を保有するためにバリスタFIREを目指すという背景があるようです。

ポイントは労働者として働くことです。

アルバイトやパートタイムの仕事は
正社員の仕事に比べて比較的ゆとりのあるものが多いです。
また時間の融通も利きやすく週2~3日の仕事で残りの時間を
ゆとりを持って暮らすというイメージです。

例えば生活費が年間生活費300万円、25万円/月の方だと
12.5万円を資産運用で賄い、残りをパートタイムで賄うのですが、
実際には税金を考えると年間200万円を資産運用で賄い、
100万円をアルバイト等で稼ぐ方が現実的な気がします。

今はアルバイトでも社会保険に加入できる条件があるので
そこをうまく活用すれば社会保険加入権利+楽な労働で
理想的なバリスタFIREを作っていくことができるかもしれません。

サイドFIRE

サイドFIREは私が最終的な目標としているFIRE形態です。
これは、副業等の自身のビジネス+資産運用で生活費を賄うスタイルです。

バリスタFIREとの一番の違いは

個人事業主もしくは自分の会社の社長として働くことです。

労働者ではないので働き方は自由です。
また自分で会社を興して、自身を社会保険に加入させることもできます。

私自身は、資産運用で生活を楽にしたいという思いと
働き方を変えて、自由なスタイルを確立したいというわがままな欲求を持っています。

アルバイトでも楽には生きられるとは思いますが、
やはり雇われは雇われ。
若いうちは良いですが、私のようにアラフォーのおじさんでは
アルバイト先によっては若い方が上司になることもあります。
それはそれで若い上司も扱いにくいでしょうし、
おじさんはおじさんでストレスを抱えそうです笑

そういう意味でもフリーランスで働ける方がストレスなく働けるのではないかと感じています。

コーストFIRE

コーストFIREは生活費等のお金はすべて資産運用で賄い、
やりがいや社会貢献のために仕事をするというスタイルです。

イメージとしてはファットFIRE+働く形なのかなと思っています。

資産を築いてファットFIREしたものの
時間を持て余して、誰かのために役に立ちたいとか
社会貢献したいとか、自身のためにお金を稼ぐ必要のない方が
取るスタイルなのかなと思っています。

ある意味では一番理想的なFIREのスタイルですね!
(うらやましい)

まとめ

以上、5種類のFIREについてまとめました。
FIRE自体が最近出てきた概念で、今が一時のブームかもしれません。
でも、働き方はもっと多様性を持つと思いますし、
今までの会社で働き続けることが一番という考えは
すでになくなりつつあるようにも感じています。

私自身は仕事自体は続けたいので
やはり目指すはサイドFIREですね。
働かずとも得られる最低限の収入(生活費)
自分のやりたい仕事で得られるプラスαの収入(贅沢費)
うまく稼げるようになりたいと思い、日々努力を続けます。

今までの価値観にとらわれないためにも
新しい価値観を模索し、チャレンジしていきたいと思います。