60歳までのサイドFIREにおける資産運用の目的・期間・手段

ただいま1人目を子育て中、そして2人目がもうじき生まれる
アラフォーサラリーマンのラフです。

資産運用を始めた方が非常に増えているようです。

私も使用しているSBI証券の口座数が600万口座を超えたそうです。
(2021年3月期)
特に2020年から増えているようです。
やはりコロナの影響が大きいのかなと思います。
私自身はコロナに関係なく、資産運用は始めるつもりでしたが
コロナによって。決断が早まったことは間違いないです。

皆さんはどのような運用されているでしょうか。
今回は資産運用を目的別に考えることを書いていきたいと思います。

※投資は自己責任です。私も本や動画など色々参考にしていますが、
すべて私と妻の責任で行っています。

結論:資産運用は目的・期間・手段を自身で考え納得してから始めよう!

目的別資産運用とは

資産運用の大きな目標とは
時間をかけてお金を運用しその資産を増やして、使用目的に合わせて使用することです。
大事なのは使用目的を明確にすること。決して貯めることが目的にならないことです。

個人的見解ではありますが、一番多くの人を悩ませているのが老後問題かと思います。
年金はちゃんともらえるのか、払うだけ無駄では?といった疑問を持つ人もいると思います。
そういったお金に関する問題で未来に必要なお金を資産運用で賄うの大切なことだと考えます。

複数の目的を持っておられる方は、
その目的を果たすタイミングも考える必要があります。
それを踏まえて私の資産運用に関して書いていきます。

ラフの資産運用の目的

現在、私はいくつかの目的に合わせて資産運用を行っています。
私の場合、大きく3つに分けています。

サイドFIREのための資金

運用期間:約20年以上

これは私たちにとってはサイドFIREのための資金です。
基本的に60歳ぐらいにサイドFIREを目指しているので
実質的には年金に近いポジションです。

最終的に切り崩して使用するので運用自体は20年以上となります。

教育費

運用期間:10~15年

私たちの場合、2人の子供の教育費を捻出せねばなりません。
60歳まで20年しかない私たちにとって
教育費と年金は同時に捻出せねばならず一番頭の痛いところです。
私にとっての教育費のメインディッシュは高校・大学費用です。

受験対策の塾代も含みます。

習い事や食費、被服費などは生活費から捻出する予定です。
現時点では小・中は公立、高校・大学は私学という前提で考えます。

特に大きなお金が必要となる高校や大学の入学金と授業料がメインです。

心の資金

使用タイミング:随時

優先順位としては年金や教育費ほどではないですが、
家族が心を豊かに過ごせるようにこれも同時に貯めて行きたい資金です。
私はこれを“心の資金”と書きます。

以上、3つの目的を書きました。
これらの目的に合わせた運用方法を紹介したいと思います。

ラフの資産運用の手段

・サイドFIRE = iDeCo
・教育費 = NISA
・心の資金 = ETF・高配当株

サイドFIRE = iDeCo

iDeCoは個人型確定拠出年金の略で
私たちにとっては大きなメリットがあるので
2020年より運用をしています。
私は会社が確定給付企業年金に加入しているので
月12,000円ずつの積み立てです。

妻も会社員ですが企業年金等はないので23,000円/月の積み立てです。
合計で35,000円/月の積み立てです。
ともに60歳までの約20年の運用で5%の利回りとすれば
私…約450万円
妻…約1,200万円
合計約1,650万円の資金を作ることができます。
そして積み立てしている期間、所得控除が受けられるので節税効果もあります。
この金額は私たちの現在の年収が私570万円、妻270万円ほどなので
節税効果は私…4.32万円 妻…5.52万円 となります。
これが20年続くと約200万円となります。
このお金はもちろん、違う形で資産運用に回す予定です。

手段

投資信託(インデックス投資)
私も妻も株式・債券・Reitの3種を日本・先進国・新興国と分けて分散投資を試みています。

教育費 = 一般NISA

Nisaは少額投資非課税制度の略で金融リテラシーの極めて低い日本人に向けて
政府が導入した制度です。
事前に申請してNISAの枠をもらい、その枠内での運用により出た利益が非課税になるという仕組みです。

ちなみに資産運用での利益には年間20万円以上のものに対して
20.315%の税金がかかります。
これが非課税となります。
iDeCoも同様です。
※ずっとではなく、非課税でいられる期間が決まっています。
ご注意ください。

私たちの場合は、2023年末にて廃止が決まって皮肉にも使いやすくなった
ジュニアNisaと私たちのNisa枠を使用します。
ジュニアNisaは積立期間が2年ほどと非常に短いですが、
その後も運用はできるので使わない手はないと判断しました。

これらの枠を最大限に活用します。
私・妻のNISA枠…ラフ500万円 妻600万円
子供二人のジュニアNISA枠…約200万円ずつ
合計1,500万円

私の枠が100万円少ないのは理由があります。
これに関しては私自身の失敗でもありますので
改めて記事にしたいと思います。

手段

投資信託(インデックス投資)
こちらもiDeCo同様、株式・債券・Reitの3種を日本・先進国・新興国と分けて分散投資を試みています。

心の資金 = ETF・高配当株

心の資金は、優先順位でいうと一番下です。
この運用を本格的にスタートするのはおそらく3年後くらいから。
もちろん、もっと早くスタート出来るようであれば始めたいと思っています。

こちらも同じように積み立てていくイメージではありますが
こちらは非常にリスクの高い商品です。
購入タイミング、配当利回り等、考えることが多い商品です。
私たちの取れるリスク許容度の範囲内で行っていきたいと思います。
ただ、考えるのが一番楽しい投資でもあります。

手段

・ETF
高配当の株が色々入った詰め合わせのイメージです。
こちらはアメリカのETFを購入予定です。

・高配当株
こちらは分散を行ったうえで日本株を個別に購入しようと思います。

心の資金は配当金で賄おうと考えています。
その配当金の使用目的は
旅行に行く(帰省含む)、美味しい食事をしに行く、高めの買い物をする

特に私たちの場合、夫婦二人とも実家が遠い場所にあるので
帰省するにも交通費プラスαで10万円ぐらいかかります。
こういったお金を少しでも工面できればと考えています。

まとめ

資産運用は目的に合わせて、手段を決めて運用していきましょう。
お金は使ってこそ生きます。

・お金の使用目的を決める
・資産運用の期間を決める
・資産運用の手段を決める

最後にもう一度書きますが資産運用はリスクが伴います。
リスクの大きさは人によっても異なりますし、手段によっても異なります。
皆さんが自身で考えて納得できる手段が見つかった時、
そしてそのリスクを許容できると判断したとき、
是非、資産運用への道を一歩踏み出してはいかがでしょうか。