ただいま1人目を子育て中、そして2人目がもうじき生まれる
アラフォーサラリーマンのラフです。
このブログではアラフォーサラリーマンが
60歳までにSIDE FIREすることを目標に
実践していくことを書いていくブログです。
今回は2023年末に廃止が決まったジュニアNISAについて
書いてまいります。
2023年で廃止になるので期間限定にはなりますが
メリットを書いていきたいと思います。
ジュニアNISAと一般NISAとの違い
子供の口座で運用 運用後の資金は子供ために使用
ジュニアNISAはもともとお子さんにかかる費用を
投資で賄うことを目的に作られた制度で
内容自体はNISAと同じなのですが
大きく違う点は「子供の口座で運用すること」です。
・子供の銀行口座を開設
・ジュニアNISA用の口座を開設
・子供の銀行口座とジュニアNISA口座を連携して入金
・ジュニアNISAでの運用
当たり前の話ですが子供のために使いましょう。
子供の口座で貯めたお金は子供のものです。
親が自分のために使うことはできません。
運用の非課税枠は年額80万円
運用の非課税枠は80万円/年です。
2021年8月現在だと2023年末までに使える枠は240万円分です。
当たり前ですが来年から始めると使える枠は160万円に減ってしまいます。
ジュニアNISA活用のメリット1選
ずばり払い出し制限の解除です。
金融庁が発表しているNISA口座開設数(2021年3月時点)は以下の通りです。
一般NISA 1224万口座
積立てNISA 361万口座
ジュニアNISA 50万口座
明らかにジュニアNISA口座の開設が少ないですね。
ジュニアNISAの口座開設は18歳以下のお子さんがいらっしゃる世帯に限られるので
当たり前と言えば当たり前ですが、一般NISAとジュニアNISAは併用できるので
もっと開設数があってもよさそうなものですが
その一番の理由が
「子供が18歳になるまで引き出しができない」というルールでした。
これ以前に引き出したい時は課税対象になるという厳しいルールのため
それでも運用したいという人は少なく2023年で制度自体が廃止となりました。
教育資金のメインは大学費用という考えには賛成なのですが、
直前まで現金化できないとなると流動性がかなり低く、
例えば高校が急遽私学になり、入学金等が必要になったとか
大学受験のために塾に行くことになり急遽資金が必要になったといった
「急に必要になる場合がある」というニーズに応えられなかったんですね。
しかしジュニアNISAが廃止となった結果、払い出しに関しての制限が解除され、
積み立てた資金はいつでも引き出しでき、かつ非課税で引き出せるようになりました。
もちろん、元々の制度にのっとって持ち続けても非課税です。
これで急に入用になる可能性のある教育費を賄うための
根本的なニーズである「流動性」が良くなり期間限定にはなりますが
使いやすい仕組みになりました。
こういった資金は主に大学費用を想定していても
実際にどのタイミングで必要になるかはその時にならないとわかりません。
そういう意味で“流動性の低さ”が解消されたことによって
ジュニアNISAを今からでも始めるメリットが出たと思います。
ラフの考え
私はもともとNISAを教育資金として考えています。
今回のジュニアNISAの変更によってジュニアNISAも併用しようと考えています。
一般NISA枠600万円とジュニアNISA枠240万円の合計840万円の枠を
活用することで教育資金の確保をしたいと思います。
ちなみに2人目は妻のNISA口座を使うので二人とも840万円の枠を使用します。
1人目 ラフの一般NISA口座+1人目のジュニアNISA口座=720万円
2人目 妻の一般NISA口座+2人目のジュニアNISA口座=840万円
私のNISA口座はよくわからず運用スタートしたこともあり、
初年度の枠を個別株で使ってしまいました。。。
そのため1年分少なくなっています。
最終的な運用結果はわかりませんが、
結果が出せるように考えていきたいと思います。