ただいま1人目を子育て中、そして2人目がもうじき生まれる
アラフォーサラリーマンのラフです。
このブログではアラフォーサラリーマンが
60歳までにSIDE FIREすることを目標に
実践していくことを書いていくブログです。
今回はiDeCoを始めるのを妨げる4つの理由について解説していきます。
60歳まで引き出せない
これはiDeCoをする方の宿命と言いますか、
iDeCoはいったん始めると積み立てたお金は
解約することはできず、60歳までは引き出せません。
(積み立てを中断することはできます)
元々iDeCoは個人型確定拠出年金なので年金なんですね。
目的が年金なのでその目的を果たすであろうタイミングである
60歳までは引き出せないという仕組みになっています。
また60歳の時点で積立期間が
10年未満の場合も引き出せません。
積立期間
8年以上~10年未満 → 61歳~70歳で受給開始
6年以上~8年未満 → 62歳~70歳で受給開始
4年以上~6年未満 → 63歳~70歳で受給開始
2年以上~4年未満 → 64歳~70歳で受給開始
1ヵ月以上~2年未満 → 65歳~70歳で受給開始
長期間の運用でないと成果が出にくいので
短期間しか運用できない方は別の方法を取ってもいいと思います。
専業主婦(夫)の方は所得控除が受けられない
これは扶養に入っている配偶者の場合です。
その方は税金を納めていないので
所得控除を受けたくても受けられないのですね。
もちろんそれでもiDeCoを始めるメリットはありますが
一番威力のある所得控除が受けられないのであれば
個人的にはメリットは半減かなと思います。
それでも運用したい!
そういう方はNisaをお勧めします。
NisaはiDeCoと同じく運用益が非課税になる上に
引き出しの期間が決まっていない等のメリットもあるので
こちらで検討しても良いと思います。
Nisaの場合は積立できる期間と金額が決まっています。
それ以上の余裕資金のある方はiDeCoも検討しても良いと思います。
出金時に税金がかかる
これは私個人はメリットでもありデメリットでもあるという部分です。
所得控除が受けられる恩恵の反面、所得と見なされるiDeCoは
出金時に税金がかかります。
ただし、こちらには退職金控除と公的年金等控除を
受けることができるというメリットもあります。
私自身はこの控除のおかげでメリットと感じましたが
人によってはデメリットになる可能性もありますね。
退職金控除を超える退職金の予定のある方は
年金受給での税金も計算の上、検討が必要になります。
退職金控除は22歳から60歳の38年間働いた方で2060万円もの金額になります。
それ以上の退職金を見込める方はそれ以前に年金の心配はないかもしれませんね。
手数料がかかる
これは国によって定められた逃げられない手数料と
運用を行う金融機関によって逃げられる手数料があります。
●逃げられない手数料
・加入時に支払う手数料 2829円(税込) 初回のみ
・運用時の手数料
国民年金基金連合会へ105円/月
事務委託先金融機関へ66円/月
●逃げられる手数料
・運用管理機関による手数料
・運用する金融機関によって変わる
無料~数百円/月
逃げられない手数料
初回の2829円は1回だけなので20年も運用すれば
完全に元が取れる状態になると思いますが
運用を始めたころはこの固定費を運用利益が越えられず赤字になる
期間が発生すると思います。
私も初めて数か月は完全に赤字でした。
毎月かかる105円+66円=171円は
私の場合は掛け金が12,000円/月なので手数料が1.425%になります。
妻の場合は23,000円/月なので約0.74%です。
171円は固定額なので23,000円の積み立てができる方には
あまり気にしなくてよさそうですが12,000円積立ての私には
始めて期間の短い私にはボディブローになっている気がします。
でも20年運用したとしてかかる手数料は
171円×12ヵ月×20年=41,040円です。
積立金額は20年で288万円になるので
ちゃんと運用できていれば問題ないと思います。
逃げられる手数料
これは調べればすぐにわかりますが
運用管理機関による手数料が無料の金融機関があります。
私が使用しているSBI証券や楽天証券、イオン銀行などです。
「逃げられる」手数料なので全力で逃げましょう。
運用がうまくいくかわからない
結局のところ、運用がうまくいくかはわかりません。
100%自己責任の上で運用してください。
また運用期間が短い方だと短期的な下落に耐えられない可能性があります。
そして私が一番重要視していることは自分の頭で考えること。
投資は人任せで勝手に運用して増やしてくれればベストですが
やはり自分の頭で考えて、納得のできる商品・考え方で運用したいです。
また確定拠出年金(iDeCoやDC)特有の仕組み
スイッチングと配分変更があります。
この辺りも駆使しながら自分の運用がうまくいくように調整していこうと思います。